
マジメに英作文に取り組んでいると”英会話”まで上手くなるって本当?
本当です。ずばり英作文(ライティング)が上手くなると英語はペラペラです。
最後まで読んでいただければ、英作文が上手くなる方法とその結果として”なぜ英会話も上手くなるのか”ということを、具体的な学習方法と共に理解していただけると思います。
この記事では、独学で英会話を始めてTOEICの初受験で330点、
働きながら約5年でTOEIC 990点と英検1級を取得し、IT企業の国際部で毎日ネイティブとミーティングできるようにまでなった僕が英作文をおすすめする理由と、英作文が上手くなるためにおすすめする勉強法とサービスを出来るだけわかりやすくお伝えします。
Contents
英作文をやると英会話が上手くなる理由

- 文法力が上がる
- 表現力が上がる
- ワンセンテンス会話が減る
- 正確なスペルを習得できる
✅文法力が上がる
英会話では相手とのやりとりのリズムが重要です。
言いたいことを頭の中でいちいち英訳している時間はありません。
特にビジネスだと時間が限られている為に相手にも失礼になります。
スピードを意識すればするほど、どうしても文法や語彙などに気を使っていられない為、いわゆる ”ブロークンな英語” でしかコミュニケーションを取らざるを得ないことになります。
「会話なんて通じればいいんじゃない?」と思う方もいるとは思います。
たしかに英語が得意でないノンネイティブ同士の会話ではそれでもなんとか”意思の疎通”は出来るのかもしれません。
しかし母国語が英語のネイティブスピーカー相手だとそうはいきません。
英単語の羅列は英会話とは言えない
“I go station You know ? ” といったた文法を無視して単語だけをつなげたようなブロークンな英語をいくらしゃべってもそれは英会話ではありません。
少し込み入った話になると途端に英語で表現できないとなると、コミュニケーションに限界が出てきます。
自分の言いたいことを素早く英語に変換して口に出すには基礎となる文法力が必要です。
そこで今まで自分がインプット(英語の授業や本で学んだ知識)した文法や語彙を総動員してアウトプット(英作文)する機会をたくさん作ることが英会話の上達のカギと言えます。
大量のインプット→それらを意識的にアウトプット
これが本当に重要なことはわかった。
では何から始めればいいのでしょうか?
英作文はまずは短文から
ライティングはいきなり作文のような長文を意気込んで書いても絶対に書けません。
短文から初めて徐々に接続詞などを使って文を長くしていきます。
それにはまず短文での英作文である「瞬間英作文」から始めましょう。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニングはそんな言いたいことを瞬時に「日本語→英語」に変換するトレーニングをするのに最適な教材です。
文法レベルは中学3年生までですのでどんなに文法が苦手な方でも大丈夫です。
このトレーニングを繰り返していると自然と”パッと頭の中で英語に変換するスキル”が身につきます。
特にスピーキングが苦手でなんとかしたいと思っている人はこのトレーニングを日々の英語学習の中心にしてもいい位おすすめです。
✅表現力が上がる
英作文は考える時間があります。
ということは、会話などで瞬時に口からは出てこない洒落た表現や、インプットしていたけど使ったことのなかったフレーズなど “まだ自分のものになっていない表現や語彙 を使うのにもってこいです。
しかし「いくら考えても文が書けないよ」という人はどうすれば良いのでしょうか?
中学英語をひたすらインプット
そういう方はまだまだインプットが足りませんので、英文を構成する基礎的な文法、語彙等を身体で覚えてしまうことが大事です。
私は英語の上達には音読が欠かせないと思っています。
自分自身の経験では、音読を日々の学習の中心にした時から飛躍的にTOEICのスコアがアップしましたし、英語のニュースなども明らかに音読を始める前よりも聴けるようになりました。
例えるならば自分の脳の中に新しい英語の回路が開いた感じです。
ですので、インプットが足りずに全く英文が書けない場合は難しいことを考えずに「とりあえず音読する」ことを習慣づけてしまいましょう。
上記で紹介した瞬間英作文に加えて、簡単な文法と語彙を使ってもこれだけの表現が出来るということをみるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニングで学ぶことをおすすめします。
これは中学レベルの英文をひたすら音読をトレーニングするために作られた、僕がいつもおすすめしている教材のひとつです。
中学の教科書程度の長さの英文を音読はもちろん、声に出しながら書いていくことで様々な表現や語彙を身体で覚えていくことが出来ます。
音読にプラスして”書く”という作業を加わるので更に全体的な英語力がアップします。
音読とそれを書き写す作業を繰り返すことで表現の幅も自然と広がっていくので驚きです。
書くことって確かに最初はメンドイかもしれません。
しかしコツコツとやるに連れて効果を実感できますので、それに連れて楽しくなってきます。
勉強自体が楽しくてしょうがない。これが私が英語学習で目指す目的そのものです。
英語力がどん底だった私が言うのだから嘘ではありません。
本書はそうした努力に確実に答えてくれますので、あきらめずにがんばってやってみて下さい。
✅ワンセンテンス会話が減る
英作文で長文を書くことで、ワンセンテンスしか話せないことから卒業できます。
例えば日本語での会話で「ネットで例のあのドラマの新シーズンが始まったんだけどどうだろう、ぶっちゃけ前のシーズンで完結していた方がよかったような気がするよ。君はどう思う?」といった事は普通に言えると思います。
しかし英語だとどうでしょう。
上記のような内容を最初のフレーズをアウトプットしながら、次のフレーズがまだ頭に浮かんでいない状態となってしまうのが普通です。
どうしても次に続く文章がぎこちなくなり、文法に誤りがあったり適切な単語が出てこない可能性が高いのです。
そもそも英語が出てこないことも多いです。
英作文を沢山こなすことで、時間を使って文の構成や使いたい語彙を考えながら「日本語→英語」に変換することができます。
この様に英作文を習慣化すると、ひとこと言っておしまいのワンセンテンス英会話ではなく、言いたいことが溢れ出るように口について出てしまうくらいの英文の作成能力が身につきます。
✅正確なスペルを習得できる
ライティングは英語のスペルが正しく書けることも重要なスキルです。
特にビジネスでは毎日大量のメールやチャットをやり取りしますが、スペルをいちいち調べていては時間もかかって仕事になりません。
さらにスペルミスがあまりに多いと相手にも失礼ですし、英語力が疑わしいと思われる原因となります。
英語が出来る人がオフィスなどで近くに座る人に「ちょっと今取引先とチャットしてるんだけど”necessary”って綴りこれでいいんだっけ?」とか頼られるケースがままあります(あまりにも多いとかなりウザいですが・・)。
そうした時にサクッと代わりに打ってあげると評価は上がりますが、「スペルはちょっと・・」とか言って自信なさげだと、英語がわからない人からすれば”大丈夫かいな”という雰囲気になりかねません。
TOEICの点数が高くてもライティングやスペルが危うい人は大勢います。
しかし周りの人は「TOEICでハイスコア=会話はもちろん書くことも出来るに違いない」と思っています。
” 英語案件は全てあの人に任せておけばOK “という感覚です。
しかしその度に言い訳していたら評価が落ちるのは明らかです。
やはり英語力を見込まれて雇われた身としては周囲からの期待にはある程度は答えたいものです。
ですので、まだ初心者の内から英語を書くことに慣れておく事が後々のことを考えても良いです。
音読との相乗効果で早く英語を体得できますし、スペリングの不安からいちいち調べたりする手間からも開放されるというワケです。
一番の近道は英文添削
自分の書いた英文が正しいのかどうか、もっと良い表現があるのでは?とライティングをやっていると誰でも疑問に思います。
やはりネイティブにチェックして貰うのが英作文上達の1番の近道であることは確かです。
でも添削をネイティブに依頼するのは少しハードルが高いですよね。
以前は料金も高かったのでビジネス文書以外で利用するのはあまり一般的ではありませんでした。
しかし近年は英語学習の用途でもアプリ経由などで安価で気軽にネイティブ添削出来るようになってきました。
TOEIC990点英語講師がおすすめするライティング添削サービス

HiNative Trek : アプリでネイティブ添削を受けたい方
フルーツフルイングリッシュ : ネイティブから徹底的に英文添削を受けたい方
上記の通りです。タイプが異なりますので、それぞれの特徴を説明します。
✅HiNative Trek: ハイネイティブ トレック
上記でお話したように英語の上達には音読や英作文と言った”大量のアウトプット”が非常に大事となります。
HiNative Trekは英文添削専門というよりも英作文はもちろんのこと発音もアメリカのネイティブスピーカーにチェックしてもらえるという、総合的に英語をアウトプットすることに比重をおいた非常にすぐれたサービスです。
おすすめユーザー
HiNative Trek- 辞書を使えば英語は読めるけど、いざ話そうとすると言葉が出てこない方
→アウトプット不足を解消。学習したテキストと音声がデータとして残るので復習しやすい。 - コスパの良いアプリ学習がしたい
→1日あたり約490円で本格的なネイティブチェックが出来るのはすごい高コスパ。 - 英会話教室に通うのが面倒
→予約時間なしでスキマ時間を有効に使ってネイティブ講師に課題提出&返答 - ネイティブから直接教えてほしい方
→フィリピン在住の講師が多いSkype英会話と違いHiNative Trekは米のネイティブスピーカーのリアルな英語を学ぶことができます。 - IT英語を効率的に学びたい方
→IT コースがあるのでビジネスマンにも最適です。。 - 本当に仕事で使えるようになりたい方
→使用教材の監修はマークザッカーバーグやアメリカの副大統領の同時通訳を担当した関谷さんですので、ハイクオリティーな教材を使いながらリアルなビジネス英語が学習できます。
HiNative Trekを使っての学習の流れ
利用は、ブラウザからでもIOSアプリ経由で行います。
利用の流れは以下の通りです。
1、平日毎日課題が届きます。
2、英作文と発音を投稿。
3、すぐに模範解答が音声つきで確認可能。
4、13時までに投稿された課題はその日のうちに英語ネイティブの先生が音声つきで添削
5、質問があれば3往復まで追加で質問可能。
6、データとして残るので復習しやすい。
✅フルーツフルイングリッシュ
とにかく質の高い英文の添削だけをお願いしたいという方におすすめのオンライン英作文添削サービスです。
講師採用率3%という厳密な審査による質の高い講師陣を自社採用しているということで、安心して自分の書いた英文を添削してもらえます。
おすすめユーザー
フルーツフルイングリッシュ- ライティングの専門講師に英文をチェックしてほしい方
→英文添削の実績が豊富なプロのネイティブはもちろん、プロの日本人の講師にもチェックをしてもらえますので、日本人特有の言い回しや表現にも対応してもらえます。とにかく講師の質がいいのが特徴です。 - いきなりお金を支払うのはちょっと・・という方
→無料で2回お試し添削が利用できます。さらにメルマガ登録だけで、TOEIC/リスニング対応/書き込み式の英語問題が毎日6問届くのでまずはメルマガ登録でもいいと思います。 - いきなり何を書いたらいいか分からない
→2000以上ある豊富な課題から、シチュエーション別に自分にあった課題を選択できます。 - ビジネスの文章を書けるようになりたい方
→ビジネスに強い講師も大勢在籍しており、本格的なビジネスライティングを学ぶことができます。
その他の特徴
アプリ専用のサービスではないのでPCからでも利用可能
→インターネットにさえつながれば、パソコン、スマートフォン、タブレット端末から、いつでもどこでも利用出来る
サポートが充実なので安心
→「使い方が分からない」「添削結果に不満足」といった場合も、サポートセンターの担当者に連絡すれば対応してもらえるので安心ですね。
料金体系がわかりやすいので利用しやすい
→年会費や入会金は一切不要で、商品単価×購入数のチケット制ですので気軽に利用できます。
※こんな特典もあった
英作文をしている時に”a”や”the”などの冠詞の知識が足りないために”うーん・・・”となってしまうことがよくあります。フルーツフルイングリッシュでは冠詞にフォーカスした珍しいテキストが今なら送料の550円のみでまとめ:今の時代、英作文で英語力を飛躍的にアップできる!
まとめ
- 初心者はまずは短文(ワンセンス)からの英作文を練習しよう
- 慣れてきたら中学レベルの音読テキストなどで少し長めの文に慣れよう
- 最近の添削サービスは超コスパがいいので、短期間で上達したいなら利用価値あり
英作文は日本の英語学習者の1番弱いところとも言えます。
しかし裏を返せば、しっかりと書く事が出来れば、他に英語が出来る人との差別化になりますし、なんといってもスピーキングにおいても効果絶大だという事が理解していただけたと思います。
これからも貴方にとって1番ためになる英語学習ブログとなるよう努力していきますのでよろしくお願いします!
それではまたー👋